炎症を抑える食べ物

炎症は病原体や有害物質に対して免疫系が引き起こす自然免疫反応の一部です。 炎症反応では免疫系が、患部に運ばれる栄養を増やす・死滅した細胞を除去して傷の治癒を早める・反応性分子(過酸化水素・一酸化窒素・次亜塩素酸)を作り出して病原菌を抑制するなどを行います。あなたのカラダの炎症作用への対抗力を強くしていくために、まずは細胞の健全化や抗酸化成分が多く含まれた食品・食べ物を具体的に摂るようにする必要があります。

抗酸化物質として有名なのはビタミンCとビタミンEですが、抗酸化作用という点から言えば、カテキンやアントシアニンなどのフラボノイド(緑茶・ブドウ・赤ワイン・リンゴ・ココアなどに含まれる)や、フィチン酸も炎症を抑えるのに有効かもしれません。 色の濃いブドウや赤ワインの成分であるレスベラトロールにも抗酸化・抗炎症作用があると考えられています。

ミシガン大学が 2013年に発表した研究でも、赤色・黒色・緑色のブドウを冷凍して粉末状にしたものを混ぜたエサを三ヶ月間食べたネズミで体内の抗酸化物質が増加し、炎症が減る(そして肝臓・腎臓・腹部の脂肪も減る)という結果になっています。

鮭、サバ、イワシなどの魚油には、炎症軽減のための、オメガ3脂肪酸が多く含まれています魚油が苦手な方は、魚油のサプリメント、もしくは亜麻仁油など、オメガ3脂肪酸含有率が高い油を摂取するようにしましょう。加工食品や、植物油に多く含まれるオメガ6脂肪酸の摂取は、炎症を促進しますが、逆に、オメガ3脂肪酸を摂ることによって、炎症作用を弱める効果があることが、多くの研究で実証されてきています。